『検眼士 (Optometrist)について』
眼鏡やコンタクトレンズを処方して欲しいという問い合わせがよくあります。オーストラリアではコンタクトや眼鏡を合わせてもらうのにはドクターに行く必要はなく、「OPSM」や「Specsavers」などの眼鏡店で検眼士 (Optometrist)の予約を取ることになります。紹介状などは必要ありません。
検眼士 (Optometrist)は、眼科専門医(Ophthalmologist)ではありませんが、目に関しての基礎医学を学んだ国家資格を持つ専門職で、眼底や眼圧検査を含む基本的な目の検査、眼鏡やコンタクトの処方や調整を行います。また何か病的なものが発見された場合は眼科専門医(Ophthalmologist)への紹介もしてくれます。
眼科疾患は自覚症状が少なく、かなり進行してから気づかれることも多いため眼鏡やコンタクトレンズの処方だけでなく、糖尿病や高血圧などの慢性疾患をお持ちの方、近親者に緑内障などの眼科疾患をお持ちの方がいる方、またはそうでなくても40歳を過ぎたら定期的に検眼士のチェックを受けることが勧められます。
今回は『検眼士(Optometrist)』についてお届けしましたが、当地オーストラリアで医療について困ったことや分からないことがあれば気軽に日本語医療センターまでお問い合わせください。
