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『オーストラリアにも花粉症はあるんですか?!』

『日本はスギ花粉ですが、オーストラリアは芝生花粉?!』

10月に入り、パースはもうすっかり春の気配が感じられるようになりましたね。2023年のパースの9月は観測史上最も温かかったらしく、すでに庭先の彩りも徐々にカラフルになり、公園でも敷き詰められた緑の上に黄色やピンク色が増えてきました。

ただ、花の咲く季節はもちろん花粉が舞い、花粉症の人には心から喜べない複雑な時期でもあります。ここオーストラリアは、世界でも有数の花粉症を含むアレルギー疾患の発症の多い国で、特にここ西オーストラリア州は、オーストラリア首都特別地域に続いて国内で2番目に花粉症の発症が多い州となっています。

そこで、日本では花粉症の原因というと“スギ花粉”が代表的ですが、オーストラリアで多いのは、様々な種類の“芝(Grasses)”の花粉です。どこもかしこも芝生だらけなので、なかなか芝生を避けることは難しく、他には松の木の一種(White Cypress PineやMurray Pine)や、アカシアの木(Wattle Trees)、そして雑草を含めありとあらゆる植物が要因となりえます。それらの開花時期は各植物にもよりますが、数ヶ月に及ぶものもあり、早ければ7月から年をまたいで4月または5月までとなっています。

「日本では大丈夫だったんですが、突然オーストラリアで発症することもありますか?」といった質問をよく受けることもありますが、今まで花粉症になったことがなかった人も、ある年から急に症状が出ることはもちろんあります。日本にいても、オーストラリアにいても関係ありません。ある年、急に免疫システムが体内に侵入した花粉に反応を示し、目・鼻・のどのかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、頭痛やだるさなどを引き起します。

さて、アレルギー検査は日本では病院に行き即日で簡単にできる『皮膚のパッチテスト』が一般的ですが、オーストラリアでは特に重症なアレルギー症状でなければ検査は行われず、薬の処方を受けて対症療法となります。もし、アレルギー検査が必要となれば、GP(General Practitioner/一般医)では、血液検査が一般的です。ただ、まずは花粉症なのかどうかわからない、どの薬を使えばいいのかわからないというような方は、まずはドクターの診察を受け、適切なアドバイスをもらうことが先決でしょう。お気軽に日本語医療センターまでお問い合わせください。

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